出発の日

 朝の釧路は曇り空で涼しげな感じ。昼の東京は曇り空だが蒸し蒸しして不快指数かなり高め。そんな感じで旅行は始まりました。
 リムジンバスで新宿に向かい、地下街のさぼてんでカツを頂きました。今回の旅のテーマ「宿代以外のお小遣いは自分持ち、1人×万円まで」を考えると、いきなり手痛いヒットです。
 その後、中央特快に乗って立川まで移動。今回の宿である、ザ・クレストホテル立川という帝国ホテルグループのホテルにチェックインします。
 (この後、記憶が不鮮明。たぶん、暑かったせいです)
 練馬に到着し、妹の夫と再会。年上の義弟は義兄なんでしょうか? 義弟なんでしょうか? という積年の疑問を横にどけて、石川須妹子舞踊学園創立56周年第51回発表会の舞台である練馬文化センターに向かいます。
 妹の演技は素晴らしかった! 去年の醜態が嘘のようです。手前味噌かもしれないが、4人のソリストたちの中で一等強い輝きを放っていました。「プロを目指さないか」と声をかけられたというのも案外法螺ではないのかもしれません。そのくらい、素晴らしいダンスでした。
 妹の出番の後、「厩の牛」というモダンダンスを観て、妹がいる楽屋に向かいます。ここで父母から自宅で取れた薔薇と北海道名産の菓子のプレゼント! 薔薇には感激してもらえたようで、水や液肥をやった私としても嬉しい限りです。
 妹の演技の後の楽しみは舞踏劇「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」です。主役ジャック・スケリントンを演じた杉山美樹先生の演技が素晴らしかった! 脚が天を指している様はまるで一枚の絵画のようです。子供達の演技も愛らしく、全体としてよい劇でした。
 ダンスの後は牛角で打ち上げ。肉を腹いっぱい食べれて幸せだったのですが、またもお財布に大ダメージ発生です……こんな調子で翌日大丈夫かしら?