「学院からの依頼」第3話 

今日は一日、ソード・ワールドRPG三昧でした。というわけでプレイサマリをば書き留めておきます。なお、このシナリオはR&R誌vol.7のシナリオソースを元にしています。

 夜営の間に何やら怪しい指令を受け取ったブランドン。しかし、彼はそれをこっそりと胸の奥に秘めておきます。

 朝、起きてみると、辺りはとんでもないことになっていました。川一杯に巨大な水草が繁茂し、時々、その中から蔓のようなものが飛び出して魚を捕らえているのです。

 実験がうまくいったと依頼人は大喜びですが、護衛するブラックタートルズとしてはそれどころではありません。依頼人に害が及ばないよう、蔦を退治しながら進むことにした一行ですが、案の定、吟遊司祭のカルザが触手状の蔦に絡め取られてしまいます。それでも一行は、盗賊のブランドンとカルザで何とか血路を切り拓き、対岸まで渡ることに成功したのでした。途中、吟遊司祭のカルザがうっかり闇妖精アシュタルの首をはねそうになりますが、ドンマイです。

 対岸に渡ったブラックタートルズは、背後で退治したはずの触手状の蔦がどんどん再生していくというとんでもない光景を目にします。依頼人は、実験装置がすばらしいものだったと喜んでいますが、この先のことを考えると、手放しでは喜べないブラックタートルズの一行なのでした。

 さて、帰り道、実験を行ったンレートロン洞窟に立ち寄ると、往きに吟遊司祭カルザが子分にしたゴブリンもどきが血相を変えて近寄ってきます。なんでも、中は巨大なキノコに支配されていて、ゴブリンもどきたちの一族の命も風前の灯だとか。義侠心に溢れるカルザは、「ナカマ、ワタシ、タスケル」という力強い言葉とともに、洞窟に踏み込んでいきます。

 洞窟の中で一行を待ち受けていたのはゴブリンもどきたちの言葉通り、歩く巨大なキノコたちでした。闇妖精のアシュタルが放った炎の矢の呪文を合図に、吟遊司祭カルザと盗賊ブランドンは勇敢にも、8体の歩くキノコたちの中に飛び込んでいきます。

 激戦の末、やっとキノコたちを倒したかと思ったそのとき、闇妖精のアシュタルが依頼人を連れて、血相を変えて飛び込んできます。敵対関係にある暗殺者同盟の刺客がやってきたのです。刺客は怪しげな石を使って何かしようとしますが、間一髪! 吟遊司祭カルザが駆けつけて刺客の胴体を真っ二つに切り裂き、事なきを得たのでした。

 以下、明日のセッションに続きます。果たして、実験の謎とは? そして、ボロボロに疲労した一行に明日はあるのでしょうか?