ポルターガイストとヘヴィなセッション

昨日は途中で休憩も入れたし、ばっちりです。……途中までは orz

ま、気を取り直して、昨日遊んだRPGの概要、行ってみましょう! システムはソード・ワールドRPG、IRCを使ってオンラインで遊びました。

屋敷に危険な精霊が住み着いていることを発見した冒険者たち一行は、交渉上手の戦士バルサンを前に立てて、依頼人のメラシク高司祭に賃金の上乗せと増員の陳情をしに出かけます。

首尾よく交渉を終え、新たな仲間ゾンビのマックスを連れて戻ってきた冒険者たちに嬉しい知らせが。カルザが屋敷を掃除していたところ、【黄の鍵】【黒の鍵】【紫の鍵】の3本の鍵が見つかったというのです。

これで、探索もぐっと進むはず! 期待を胸に、冒険者たちは再び探索に乗り出します。

冒険者たちはさらに【紫の鍵】を使った先の家政婦室で【赤の鍵】を手に入れて意気揚々。気分よく探索を進めていたのですが、なんと! 【赤の鍵】の扉を探索する途中で盗賊のブランドンが毒の罠の解除に失敗して全身が麻痺してしまいます。これは油断ならないと、慎重に歩みを進める冒険者たち。乳母室で【橙の鍵】を手に入れて、さあ次の部屋! というところで、またしても罠が! 今度はゾンビのマックスがタライの罠に引っかかってしまいます。

罠だらけの屋敷に警戒心を強める冒険者たち。冒険者たちはさらに子供部屋で【緑の鍵】を手に入れ、そのまま【黒の鍵】で閉ざされた主人の部屋に足を踏み入れます。

主人の部屋を覗き込むと、ベッドに半透明の人影が! これも屋敷精霊の幻影なのかと慎重に部屋の中に足を踏み入れる冒険者たち。と、そのとき、部屋中の家具がガタガタと震え始め、冒険者たちに襲い掛かってきます。戦士バルサンの活躍と運命神ヴェーナーの神官カルザの活躍で時間を稼ぎながら、なんとか魔法盗賊亀少女のミレンリースは机を漁って目ぼしい品物を掠め取ってくることに成功しました。嬉しいことに、ゾンビーのマックスは金庫から金袋を、ハーフダークエルフスカンジナビア静物画の裏の隠し場所から謎の宝石を手に入れてくるというおまけ付きです。

しかし、主人の部屋を荒れ狂ったポルターガイスト現象のせいで、冒険者たちの生命力も精神力も枯れ果ててしまいました。仕方なく、冒険者たちは厨房へ戻り、一夜を過ごして体力を回復させることにします。

こんなときとても便利なのがゾンビのマックス。眠る必要がなく、夜目が利く彼は不寝番にぴったりです。彼は主人の部屋で手に入れた【詩集】と【指輪】を眺めながら、長い夜を過ごします。次第に退屈してきた彼は、【詩集】を読み、4直目の当直だった芸術神ヴェーナーの神官カルザに「この【詩集】に伴奏をつけて歌を唄わないか」と持ちかけます。

そのまま、『深紫』も真っ青のラウドなセッションを始める2人。当然、寝ている仲間たちはたまったものではありません。起こされた冒険者たちは2人を詰問します。

と、そのときでした! 窓からすべるように5つの人影が滑り込み、仲間割れしている冒険者たちに必殺のダーツを撃ち込んだのです! 運悪くスカンジナビアがダーツに倒れ、あわや敗北かと思われましたが、戦士バルサンの粘り強い戦いと、運命神に守られたカルザの活躍、そして盗賊ブランドンの必殺の一撃によって、なんとか五分五分の戦いを続けることができました。

均衡を破ったのは、バルサンの重い一撃と、ドアからやってきた援軍です! たちまち、残った3人の暗殺者たちは窓から逃げ出していきました。

冒険者たちは援軍―仕事仲間の司祭ヒッゲンズ―に感謝の言葉を述べて、毒で麻痺したスカンジナビアとミレンリースを治してもらいました。後はヒッゲンズの仲間がたどり着くのを待つだけです。

ところが、いつまでたってもヒッゲンズの仲間、戦士ブロックハーストたちがやってきません。心配になった冒険者たちは、門の外までブロックハーストたちの様子を見に行きました。

すると、なんと恐ろしいことでしょう! ブロックハーストと3人の仲間たちは、いずれも短剣の傷によってこと切れていました。周辺には、ブロックハーストたちが倒したと思しき黒装束の暗殺者6人が倒れています。きっと、壮絶な相討ちだったのでしょう。冒険者たちはブロックハーストの冥福を祈りつつ、残りの1日の事を考えて憂鬱になるのでした。

以下、今日のセッションに続く。さあ、彼らは屋敷の謎を解き、来るべき再度の襲撃に耐えられるのでしょうか?