第4版に「マンガ的」を示すマークを用意しなかった理由

とても正直で,好感が持てる意見です.「マンガ的」かどうかは,しばしば日本のコミュニティでも白熱した(そして無益な)議論に発展する議題なので,あまり関わりたくないのでしょうね.


(第4版に「超自然的」と「奇妙」を示すマークを用意して,「マンガ的」を示すマークを用意しなかった理由ですが)「超自然的」と「奇妙」を他から区別するのは簡単です.誰もが納得してくれるでしょう.

でも,「マンガ的」かどうかの境界線を決めるのはとても大変です.素手で瓦の束を割れる空手家がいるように,マンガ的な行為が実際に行われることもあります.

「マンガ的」というマークはほとんどの読者にとって意味が無いと思います.なぜなら,これまで「それは違うだろう」と言われたことが何度もあったからです.