ファンドリア!「実験の後始末 後編」第3夜

去る3月3日、世間は雛祭り。我々もセッション祭りでした。

 少し遅くなりましたが、その時のプレイレポートをば:

 先日の戦いで身も心もボロボロになったブラックタートルズは、とにもかくにも休憩をとることにします。吟遊戦士バルサンの癒しの歌で心を癒した一行は、晩御飯を食べます。

 ところが、世間はブラックタートルズを放っておいてくれませんでした。「ハイホー」という雄たけびと共に、エリックと名乗る青年が2頭の熊を従えて現れます。

 不幸の戦士リックとグラスランナー娘のトマックソンヌはエリックの正体が熊人間ワーベアであることを看破します。熊2匹とワーベア、かなりの強敵ですが、一行はひるみませんでした。

 依頼人シプリンはエリックの毒矢を受けながらも魔法でリックを支援し、バルサン、リック、暗黒精霊戦士スカンジナビア、そして虚弱盗賊ブランドンは勇敢に熊と戦い、トマックソンヌは単身囮となってエリックの攻撃を引きつけます。

 ようやく熊を1頭倒したところで、ついにエリックがその熊の本性を現します。エリックの攻撃に傷つき、片膝をつくバルサン。しかし、ブランドンのバルサンの必殺の一撃が決まり、ブラックタートルズは辛くも暗殺者同盟の刺客を退けることに成功したのでした。

 熊人間に噛まれるとライカンスロープ病という病気に感染することがあると聞いていた一行ははらはらしながらバルサンを見守りますが、幸いにもバルサンにライカンスロープ病を患った兆候は見受けられませんでした。

 エリックを縛り上げて尋問したブラックタートルズは、エリックを雇った者の目的が自分たちではなく、シプリンであることを知り、また、今後も刺客が来る可能性があると聞いて、愕然とします。

 ともあれ、〈第1の渦〉遺跡の夜は更けていくのでした。