学園祭 & YSコン

土曜日は大学の学園祭に行き、SF研究会の部室で色々なゲームをしたり、SF談義をしたりして楽しんでおりました。


まず観戦したのは「カタン」。ドイツ生まれの傑作ボードゲームです。

サイコロを振って資源を集め、開拓地や都市を作りながら島一番の開拓者を目指すこのゲーム、楽しいゲームの条件である『運半分、技半分』がうまく実現されているとても面白いゲームです。3〜4人で遊べるので、近所の大きなおもちゃ屋さんに買いに行き、お友達を集めて遊びましょう!


続いては日本シリーズを観戦しながらSF談義。なにせ工業大学ですから、数学、材料、化学、機械、コンピュータ、建築、生物とありとあらゆる分野の学者の卵が揃っています。「軌道エレベータの実現可能性はどのくらいまで高まったか」とか「アニメに出てくる兵器はどのくらいトンデモか」など、お互いに雑学を披瀝しあいました。

BGMはステファン・ポンポニャック(私の趣味です)。おフランスの有名なDJさんで、ホテル・コスタというラウンジ系の趣味のよいコンピレーション・アルバムのシリーズを出している方です。神経が疲れ気味の方にお勧め。


さて、ロッテの濃霧コールド勝ちを確認して満足した後にはじめたのは、『Age of Mythology』、通称味噌です。3つの文明を支配する超越者となって、資源を集め、軍隊や建物を買い、勝利ポイントを集めるゲームです。
このゲームの特徴はカッコイイ駒とボード。1プレイ2〜4時間と少々時間がかかるのが難点ですが、あれこれ頭を使いながら、軍隊の駒を集めてバトルを行うのが楽しい、いいゲームです。


さて、エイジ・オブ・ミソロジーを遊んでいたら終電を逃してしまったので、就職済みの先輩たちに焼肉をおごってもらい、ゲーム再開。
今度のゲームは伝統の『モノポリー』。土地やイベントが並べられたボードを巡回し、土地を集めて賃貸料と称して他のプレーヤーからお金を奪い合うゲームです。

このゲームの醍醐味は交渉戦。土地にはそれぞれ色がついていて、同じ色の土地を集めきらないと役に立たないのですが、普通に進めていては同じ色の土地は集まりません。そこで、他のプレイヤーに「その色の土地を売ってよ」と交渉するのですが、そこで行われる丁々発止の値段交渉が本当に面白い。ちょっと上級者向けのゲームですが、何度遊んでも楽しめるいいゲームです。


さて、始発で家に戻り、仮眠を取った後に行ったのはYS秋葉原コン。RPGのコンベンション(ゲーム大会)です。今回はプロのゲームデザイナーさんやゲームライターさんたちがGMを務めるとあって、キャンセル待ちをする人まで出る盛況でした。

私が参加したのは扶桑武侠傳の卓。ゲームデザイナーの小林正親氏が拉致してきた美人GMにして面白ライターの井上鮭嬢の卓でのプレイです。ネタバレになるのでゲーム経過の詳細は明かせませんが、武侠小説ならではの丁々発止のやり取りが楽しめる、楽しいプレイでした。

ゲームが終わった後は河嶋 陶一朗先生と小林 正親先生にご挨拶。河嶋先生はヒゲがチャーミングなとっても気さくな方で、私が持っていった迷宮キングダムのルールブックにサインまでしてくれました。迷宮キングダムは年明けにカラーの駒やカードを売り出す計画があるとかで、とても楽しみです。


さすがに家に帰ると疲れがどっと出てしまい、そのままシリアルだけ食べて寝てしまいました。おかげで、日本シリーズ2戦目でパ・リーグが勝った瞬間を見逃してしまいました。ちょっと残念。


以上、色々と濃密な週末でした!