「仕様書が認めている」DLの使い方
あまり知られていませんが,HTML 4.01の Definition lists (DL) には「見出し語とその定義」という辞書や事典用の使い方以外にも使い道があります.
それは,「対話の表現」です.次の例をご覧ください.
例1
- 記者
- 「つまり、残業は無駄だということですか?」
- 社会工学者
- 「少なくとも、一定の技術を必要とする生産的作業に関しては, 無駄であるばかりでなく有害です
- 「残業中の作業では、集中力の低下によって歩留まりが著しく低下します
- 「それによって能率が落ち、さらに不良品の増加が、 続く検査工程に携わっている工員の負担を増やします」
- 記者
- カメラマン
- 「なるほど!」
ソース
<dl> <dt>記者</dt> <dd>「つまり、残業は無駄だということですか?」</dd> <dt>社会工学者</dt> <dd>「少なくとも、一定の技術を必要とする生産的作業に関しては, 無駄であるばかりでなく有害です</dd> <dd>「残業中の作業では、集中力の低下によって歩留まりが著しく低下します</dd> <dd>「それによって能率が落ち、さらに不良品の増加が、 続く検査工程に携わっている工員の負担を増やします」</dd> <dt>記者</dt> <dt>カメラマン</dt> <dd>「なるほど!」</dd> </dl>
Another application of DL, for example, is for marking up dialogues, with each DT naming a speaker, and each DD containing his or her words.