戦闘技能の比較(下書きのうちに時代遅れになった記事)
- フルアームド
- ライトアームド
- 軽装備のみ
- 戦闘オプションは固定2つのみで増えない
- フェンサー(カノン)、サムライ(イーストエンド)のベース技能になる
- スカウト技能との経験点の同時取得軽減がある
- アンアームド
- 軽装備のみ
- 戦闘オプションは固定2つのみで増えない
- ニンジャ(イーストエンド)のベース技能になる
- 経験点の同時取得軽減がない
- アーチャー
- 飛び道具と軽防具のみ
- 戦闘オプションは固定2つのみで増えない
- レンジャー技能との経験点の同時軽減がある
経験点軽減があるアーチャーとライトアームドは、軽減のために取るキャラクターにとって便利そうです。軽減分を差し引くと実質的にはA欄の経験点消費よりもさらに少ない経験点で取得できるので、お買い得だと言えそうです。
まず、レンジャー技能を取得するキャラクターが戦闘技能を選択する場合を考えてみましょう。
レンジャー自体に装備制限があるので、装備制限は無視してもよさそうです。経験点軽減などの事情が無ければ、ライトアームドとアンアームドはフルアームドで代用できるため論外です。アーチャーの経験点軽減とフルアームドの戦闘オプションのどちらを重視するかが選択の要になるでしょう。
アーチャーで軽減された経験点を使ってフルアームドを取得した場合を考えてみましょう。
- 4000XP
- レンジャー2&アーチャー2&フルアームド1 vs レンジャー2&フルアームド2
- 7500XP
- レンジャー3&アーチャー3&フルアームド1&1000XP vs レンジャー3&フルアームド3
- 12500XP
- レンジャー4&アーチャー4&フルアームド2&500XP vs レンジャー4&フルアームド4
- 19500XP
- レンジャー5&アーチャー5&フルアームド3 vs レンジャー5&フルアームド5
低レベルではアーチャーのほうが戦闘オプションが多く柔軟ですが、中レベル以降ではフルアームドに対する戦闘オプション数の優位を失います。レンジャー技能を使う必要が無い状況で重装備が可能というメリットもあるので、武器戦闘能力だけを考えると、フルアームドとアーチャーのどちらにするか迷いそうです。成長の柔軟性を取ってアーチャーを選ぶか、戦闘能力を高くするためにフルアームドを選ぶかのどちらかになりそうですね。
続いて、スカウト技能を取得するキャラクターが戦闘技能を選択する場合ですが、これも装備制限や経験点軽減から、レンジャーと同様のところに落ち着きそうです。つまり、ライトアームドかフルアームドの選択になりそうです。
ルーンマスター系技能と組み合わせる場合はどうでしょうか。
装備制限は同様ですが、経験点軽減がありません。現行のSW:3eのルールでは、フルアームド2レベル以上は他の戦闘技能の(ほぼ)上位互換です。経験点軽減とPrestige技能の取得を考えないなら、フルアームド以外を選ぶメリットはほとんど無いでしょう。
ソーサラーなら、ナイト技能があるのでフルアームドが便利そうです。セージの軽減を狙ってフェンサー(ライトアームド)を選ぶのも悪くないかもしれません。シャーマンは、ドルイドを目指すならアーチャー、アサシンを目指すならライトアームドを習得するかもしれません。プリースト/ファリスは、パラディン技能があるのでフルアームドを習得するでしょう。ビショップ技能との関係から
プリースト/マイリー・ブラキはフルアームド、プリースト/マーファはアーチャー、プリースト/ガネードはライトアームドを習得するかもしれません。
うーん、どうにもフルアームド以外の戦闘技能がパッとしませんね。フルアームドを2レベル習得して戦闘オプションを真似れば同じようなイメージのキャラクターを作れますし、
戦闘能力においてはフルアームドに0.5レベル差相当の優位があります。正直に言って「わざわざアーチャー、ライトアームド、アンアームドを選ぶ必要があるのか」という感じです。id:crea555 氏の言うように、「戦闘オプションのために1レベルだけ取る」のは確かに有効ですが、それだけなら別技能として分ける必要はあまり無いかなというのが現時点での感想です。むしろ、「経験点で買える特徴」にして切り分けてしまった方がよいのではないでしょうか。
戦闘系技能でPrestige技能を取ろうとすると、ロードス出身者とイーストエンド出身者のオンパレードになりますね・・。GMがシナリオとの絡みを考えてもだえ苦しむ様が目に浮かびます。
頻繁にロードス関係者のNPCが登場するセッションはさすがに不自然だから、アレクラスト渡航後の縁故を真面目に考えなければならないのでしょうね、多分。
シナリオとの絡みを考えるのが面倒だからという理由で却下するGMも多そうです。